ノクターン第20番と言われていますが、遺作なのでエキエル版ではノクターン集に掲載されておらず、
シリーズB第29巻の色々な小品集に掲載されている作品です。
そして、初期のヴァージョンとコピーから再構築された後のヴァージョンの2種類が掲載されています。
特に、初期のヴァージョンは途中に右手だけ4拍子から3拍子に変わるところがあって、一般的に演奏されていないヴァージョンです。
実際にYouTubeで検索した動画を見ても、ほとんどがエキエル版以外の楽譜による演奏で、初期のヴァージョンは、1つだけ見つけました。後のヴァージョンも、かなり少数でした。
下のYouTubeの動画は、初期ヴァージョンの演奏で、特異なところを簡単に説明した動画です。ただ、全ての違いを網羅しているわけではありません、
ご了承ください。
動画
レント・コン・グラン・エスプレッシォーネ
この曲、今では発想標語がそのまま曲の呼び名になっています。ショパン自身ノクターンとは書いていませんし、タイトル自体が書かれていないためだそうです。
Lento con gran espressioneをイタリア語⇒日本語でGoogle翻訳したら、“素晴らしい表情で遅い”と訳されました。
音楽系のサイトで調べたら、“ゆっくりととても表情豊かに”とのことです。
コメント