エキエル版(ナショナル・エディション)は、5年に1度だけ、ポーランドで開催されるフレデリック・ショパン国際ピアノコンクールの推奨楽譜だそうです。
にも関わらず、
値段が高く、日本語で解説されていない為なのか、日本では使用する人が少なく、知名度もあまり高くないそうです。
ちなみに、日本で知名度が最も高く、広く使用されているショパンの楽譜は、パデレフスキ版で、値段も安く、日本語で解説されています。
全37巻
遺作の出版を望んでいなかったショパンの遺志を尊重した形をとって、エキエル版は
- シリーズA(生存中に出版された作品群)1~24巻
- シリーズB(没後に出版された作品群) 25~37巻
と、区別されています。
ミニチュア版(A5サイズ)が出版されていますが、解説本は付いていなかったです。
シリーズA(ベージュ色)
1 | A1 | バラード集 |
2 | A2 | エチュード集 |
3 | A3 | 即興曲集 |
4 | A4 | マズルカ集 |
5 | A5 | ノクターン集 |
6 | A6 | ポロネーズ集 |
7 | A7 | プレリュード集 |
8 | A8 | ロンド集 |
9 | A9 | スケルツォ集 |
10 | A10 | ソナタ集 |
11 | A11 | ワルツ集 |
12 | A12 | 色々な作品集 |
13 | A13a | ピアノ協奏曲第1番 1台ピアノ版 |
14 | A13b | ピアノ協奏曲第2番 1台ピアノ版 |
15 | A14a | ピアノとオーケストラのための作品集 1台ピアノ版 |
16 | A14b | アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 1台ピアノ版 |
17 | A15a | ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 |
18 | A15b | ピアノ協奏曲第1番 ヒストリカル・ヴァージョン |
19 | A15c | ポーランドの民謡による幻想曲 |
20 | A15d | クラコヴィアク |
21 | A15e | ピアノ協奏曲第2番 ヒストリカル・ヴァージョン |
22 | A15f | アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ |
23 | A16 | ピアノとチェロのための作品集 |
24 | A17 | ピアノ三重奏曲 |
シリーズB(白色)遺作
25 | B1 | マズルカ集 |
26 | B2 | ポロネーズ集 |
27 | B3 | ワルツ集 |
28 | B4 | 色々な作品集 |
29 | B5 | 色々な小品集 |
30 | B6a | ピアノ協奏曲第1番 2台ピアノ版 |
31 | B6b | ピアノ協奏曲第2番 2台ピアノ版 |
32 | B7 | ピアノとオーケストラのための作品集 2台ピアノ版 |
33 | B8a | ピアノ協奏曲第1番 コンサート・ヴァージョン |
34 | B8b | ピアノ協奏曲第2番 コンサート・ヴァージョン |
35 | B9 | ロンド、変奏曲 |
36 | B10 | 歌曲集 |
37 | 補遺集 |
エキエル版の日本語解説
英語の解説をGoogle翻訳で実際に翻訳しましたが、私には理解できませんでした。
一部の作品集が日本語版で出版されています。
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